日曜日に2ヶ月ぶりに、中目黒にある美容院に行って来ました。もうかれこれ15年以上、同じ美容院に通っています。

それ以前は、なかなか行きつけが定まらず、かなりふらふらしてたのですが、ようやく、納得ができるヘアカットをしてくれるお店を見つけた次第です。イイお店って、なかなか見つけるの難しいですよね。

長く続いている理由のひとつは、担当が辞めていないからというのもあります。美容師の入れ替わりって激しいしから、なかなか何年も同じってのはないわけですよね。

カット中はほとんど無駄話をしないのですが、昨日は、担当の人に「今日は疲れ気味ですね」と声をかけると、びっくりしたようで、「ちょっと風邪気味なんです。スミマセン。お客さんにそう見られちゃうなんて、まだまだダメですね」って返答が…。

この担当の人、もちろん、新人じゃないし、もうかなりのベテラン。ちょっとのカットでも、丹念に何度も何度もチェックを入れて、整えてくれる。カットするにも、方向は同じでも、毎回全く同じスタイルにはならなく、その時に一番あった感覚で仕上げてくれるとういちょいアーティスト肌なんですね。で、新人がうまい動き（ヘルプ）をできないでいると、自らすべき動きを行って、無言のプレッシャーを与える、ある意味、怖い存在の方です。

そんな彼が「まだまだですね」ってセリフをはくをの聞いて「おおっ」と思ったわけです。

これまで、いい感じの仕上がりは何度もあったのですが、それでも70%ぐらいの満足度。しかし、1年ぐらい前に、とっても納得のいくカットをしてくれたので、「⚪️⚪️さん、今日かなりいいですね。今までで一番のお気に入りです！」と言ったら、えらく喜んでくれて、最高の笑顔をくれました。

なんというか、常に謙虚で、勉強家、努力家でいる人っていいですね。自分自身が心を正される気になり、背筋がグッと伸びる思いです。