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こんにちは。元気ですか?調子はどう?欲張ったり!怒ったり、悲しんだりしてませんか? さあ、少欲知足でいきましょうw。

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くろとかげ

週末は美輪さんのドキュメンタリーを見てきました。

ちらし

現在、渋谷と恵比寿で公開されている『美輪明宏のドキュメンタリー/黒蜥蜴を探して』。これはフランスのテレビで放映されドキュメンタリー番組で、美輪さんのデビューから現在にいたるまでの活躍がサクッとまとまられています。

美輪明宏がいかにレアな存在で類稀な容姿と才能に恵まれていたかが紹介されています。まあ、日本の美輪ファンならほとんど知り尽くしてる内容でしたが、初めての人、とりわけ外国人にはわかりやすくまとめられてるのではないかと思います。

気になったのは、いちファンとして登場する紫尽くめ中年男性がやけにフィーチャーされてること。もし、いちファンならば番組のバランスが悪すぎる。なんで彼があんなに美輪様を語るのか?が不思議。多分、関係者なんだろうけどね。

その彼が美輪さんかゲイのパイオニアであることを強調した上で容姿について少し問題提起をしてたけど、このあたりはもう少し突っ込んだ方がリアリティが出せたのではないかと思います。ある時期、ホモのホモフォビアが確実に美輪さんを攻撃していたわけだから。

個人的には、美輪さんの晩年の活躍としてスピリチュアル的な指南役の存在を多少なりとも付け加えて欲しかったかなあ。しきりに長い時代、ずーと第一線で活躍し続けているというのなら、今現在も前面で存在し続けている要因のひとつは正にスピ的だからでもあるわけです。

くろカラー

実はこのドキュメンタリーよりも見たかったのが同館で上映されていた『黒蜥蜴』のリバイバル上映です。1968年公開というから、すごい大昔の映画。現在はレンタルDVDにもなっておらず(三島由紀夫の遺族が許可せずらしい…)、ビデオもヤフオクなどに上がるとかなりの高値で取引されています。この作品がずーと見たくて見たくて、ようやく鑑賞できることになりました。

でだし

で、観ての感想は、思った通り、凄まじいパンチの効いた映画でしたね。何が凄いかというと、三輪様の若さと演技でやられます(笑)。若から美しい、ほっそりしたスタイルにドレスが似合う。で、謎めいた上品の女性から、一転して、悪党に変わる際のケタケタと高笑いするシーンが圧巻。絵に描いたような高笑いに三輪様の演技力の深淵を感じますね。

みしまと

そして、他の出演者の若き松岡きっこは映画のセリフ通りお人形さんのようで超カワイイ。若き川津祐介が超ハンサム。同じくヤング丹波哲郎も男前です。そして、そして、なんといっても三島由紀夫本人が演じるが裸の人間人形が超レアですよ。

まだ、しばらくは上映されていると思うので、気になる方は、ぜひ劇場へ足を運んでください。ちなみに『黒蜥蜴』の上映は1日1回のみで、恵比寿の東京都写真美術館だけなのでご注意を。

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プロフィール

健太郎

Author:健太郎
劇団、旅行会社を経て、1997年10月、テラ出版入社。以後、バディ一色で18年目に突入。いつの間にかバディ最古参の居候エコエコ~なアザラク社員になってしまいました(笑)。フレーフレーテラ出版んっ!

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