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こんにちは。元気ですか?調子はどう?欲張ったり!怒ったり、悲しんだりしてませんか? さあ、少欲知足でいきましょうw。

Category: コラム   Tags: ---

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あの世とは⁈

今年はたくさんの仲間がこの世を去ってしまいましたね。それも、かなり若い年齢の人たち。

こうしたことが身近に頻繁に起こると、やはり、死とは何か?と自問せざるおえません。

死とは何か?この壮大なテーマにそうたやすくは答えを見出せないのが現実ですが、このテーマにについて人がどう考えるかで、ほとんどその人の生き様や人間性がわかってきます。

ポルノスターだった航くんが亡くなって、上司に、彼はまだやり残したことがたくさんあって、きっと心残りだろう、なかなか成仏できないかもしれない、と話したら、人は死んだら何も残らないから、思いはもとより、未練なんてものは残るはずがない、と断言されちゃいました。

かつて勤めていた会社の同僚も、同じく、死んだら何もかもなくなるんだから、死後の世界なんてあるわけないじゃんと、笑っていました。そんなハツラツとした彼女は自分が転職後、自殺をしてしまいました。あの、いつもはハキハキとしていて、時にはにかむ彼女は、本当に何もかもなくなってしまったんでしょうか?

うちの家族はみな死後の世界を信じており、自分の感覚とのズレはないので、よく、そういった話をします。

仏教では輪廻転生が当たり前に教えられてると思いがちですが、実は仏陀自身は、それについてあまり詳しく教えを説いてないんですよね(後世の弟子は別ですが)。「あるかもしれないし、ないかもしれない」みたいな答えです。バラモン教の流れから、仏教も原則的に死後の世界があるという前提ですが、仏陀は、死後のことをあれこれと考えるよりは、今、目の前の現実に起きてることについて真剣に考えなさい、と、促しているんです。今あることが結局、未来につながるわけで…。夢うつつの話は、目の前の問題をクリアにしてからでいいっていっているわけなんです。

ある意味、なるほど、といった感じがします。

話を戻すと、航くんにしろ、先日亡くなったアボンヌにしろ、志半ばで他界した分、やはり、強い思いが現生に残してしまっているのではと思います。その真偽はさて置き、宜保愛子や江原啓之の言葉を借りるなら、彼らは死んだことさえ理解できていない可能性も十分にあるのではと思います。

でも、これも、また、運命…。ことはなるべくして起きたと考えるしか他はありません。起こったことはもう、受け入れるしかない。

安い言葉かもしれませんが、人の寿命の良し悪しは長さではなく、やはり、その質にあるような気がします。

今世でやり残したことは、また、次の生でやり遂げなければならない、というのが、輪廻転生の考え方です。業をクリアしなければ、より良い世界には行けないということですね。来世があるから今はいいや、ではなく、そう、今はやらないと(笑)、次は悲惨な目に合うというお話です。

この考えが正しいかどうかはわかりませんが、そう考えることで、何か前向きな生き方につながるのなら、それはそれでいいのではないでしょうか?

みなさんのご冥福をお祈りします。

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プロフィール

健太郎

Author:健太郎
劇団、旅行会社を経て、1997年10月、テラ出版入社。以後、バディ一色で18年目に突入。いつの間にかバディ最古参の居候エコエコ~なアザラク社員になってしまいました(笑)。フレーフレーテラ出版んっ!

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