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こんにちは。元気ですか?調子はどう?欲張ったり!怒ったり、悲しんだりしてませんか? さあ、少欲知足でいきましょうw。

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ディズニー&虫プロ?

昨日は、気分転換に映画2本を観てきました。

今話題の『アリスインワンダーランド』と『第9地区』です。

アリスはティム・バートン監督作品なので、予想通りのカラフルなファンタジーワールドが展開されます。有名な『不思議な国のアリス』の続編で、アリスが大きくなってからのお話ですね。気になっていた赤の女王も予想通りになハデハデでビッチだったし、狂ったパッター役のジョニー・デップもさすがの演技力でした。

でも、この映画はこれだけ。ディズニー映画らしい、よい意味でも悪い意味でも、まさにアトラクション的映画ですね。乗り物に乗ってる間はキャーキャーと楽しめるけど終わっちゃうと、後は何も残らない。はい、次って感じ(笑)。初めての3D映画だったので、その意味では楽しめましたが…。3Dって奥行きの表現や前に飛び出してくるのは迫力あるんですが、人物やものの存在が薄っぺらく見えてしまうんですね。なんだか紙人形みたい。ペラペラな感じ。今後もっと改善されるでしょうが…。

『第9地区』。これはかなり楽しめました。突如、南アフリカの上空に故障した巨大宇宙船が現れ、宇宙人達が確保される。そしてエイリアンたちが地球の住人として共存するというかなりレアなストーリー。この映画、有名俳優はほとんど出演していないので、ある意味集客力は乏しいのだけど、通常ではありえない発想で宇宙人を描き、ドキュメンタリータッチの進行、結構ハラハラドキドキさせる展開が多く、見ていて全く飽きません。かなり注目されているようです。

そして、なによりもエイリアンを巡り、人間の欲深さや残虐性、差別意識を描くことに重きを置いているので、まるで社会派サスペンスの手塚治虫もの?て感じの人間味溢れる作品になっているんですね。全体を包むバタ臭さや劇画的なありえなさも手塚ワールドを彷彿とさせます。ちろん設定が設定なだけに辻褄が合わない箇所も多少あるのですが、その辺、目をつぶっても十分に楽しめました。終わり方もまさに虫プロ的(笑)。コミックの1シーンがジワ~と浮かんできました。

この監督に、悲しいぐらいのダメダメ映画だっ玉木主演の『MW』をリメイクしてもらえれば、タブーを破り、結構、骨のある作品ができるかもしれません。

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プロフィール

健太郎

Author:健太郎
劇団、旅行会社を経て、1997年10月、テラ出版入社。以後、バディ一色で18年目に突入。いつの間にかバディ最古参の居候エコエコ~なアザラク社員になってしまいました(笑)。フレーフレーテラ出版んっ!

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