次回の『BADIOUT』用にバディのバックナンバーをチェックしているんですが、想い出深い記事が出てきたので、ちょっとネタに…。


▲撮影時、ヤリマン女にナンパされちゃいました（笑）

2005年のウォーキンバディの様子です。ウォーキンバディとは、バディの初期から中後期にかけて行なっていた全国のゲイタウンを紹介するコーナー。

人気モデルや現地読者を巻き込んで、ご当地ネタをわんさか紹介する企画です。主に、全国のゲイイベント取材とリンクしていることが多いのですが、初期はそれとは関係なしに、地方取材のためだけに、新人スタッフ中心にボスと手下を従えて、バディ組を結成！　大いに地方を荒らしてきました（笑）。

僕が入社した頃は、このウォーキンバディはサブメイン企画として不動の位置を占めており、ピーク時は2ヵ月に1度は1週間ほどの地方取材に出かけていたという恐ろしい記憶があります。

その破壊力をここで語るにはあまりにも膨大なので語りきれません（笑）。では、その恐ろしさのベクトルとは逆の視点から考えると、今回紹介する2005年のウォーキンバディ札幌が最も素晴らしく、充実していたものだったんですね。ウォーキン史上最高の出来栄えと言えましょう。


▲egg 風に撮りました！

訪れたのは札幌からも程近い、支笏湖。その周辺の露天風呂を当時、地方取材のメンバーだったスタッフやモデルなんかとワゴン車で巡ったわけです。

何がよかったかというと、まず天気がメチャクチャよかった。そして、支笏湖周辺の露天風呂がすばらしく美しかった。こうした状況下で参加者のテンションも上場。出来上がった写真もまるで、マジ、絵葉書の中の出来事のようにファービュラスに映し出されており、我ながらビックリ＆感動した次第です。

五十嵐マンション（かなり内輪ネタ／笑）の閉ざされた過酷なシチュエーションからのひとときの開放。美しすぎる湖に向けて、みんな大いに羽を伸ばしたのでありました（笑）。

そんな貴重な感情を共有した仲間たちは、今、どうしているでしょうか？　彼らの消息は、ほぼ、わかりません。そして時は流れ、2013年の現在、こうした過去の遺物はまるで、まったく、驚くほど、なかったような気さえしてきます。年をとるとは、こうした作業の繰り返しのような気もしてきました。なんまいだーです。