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こんにちは。元気ですか?調子はどう?欲張ったり!怒ったり、悲しんだりしてませんか? さあ、少欲知足でいきましょうw。

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勝手にセカプレ⁈

今日は米アカデミー賞の授賞式ですが、昨日は、そのノミネート作品『世界にひとつのプレイブック』を見てきました。



今年ほどアカデミー賞授賞式前に候補作品を劇場鑑賞したのは今までになく、我ながらビックリしました。見たのは『レミぜラブ』『ライフオブパイ』『ゼロダークサーティ』そして、『世界にひとつのプレイブック』の4本。ダークホースの『アルゴ』はかなり早くから公開していたようだけど、単館上映だったので、いつも使う劇場では公開されていなかったので未鑑賞。本命中の本命『リンカーン』はまだ劇場未公開です。

『世界にひとつのプレイブック』は、簡単にいうと、うつカップルの恋愛映画です。ある意味、現代社会を如実に反映しているよで、考えさせられることも多々あるのですが、基本的には、ハッピーエンディングのアメリカンラブストーリーです。

でも、うつ症状で患者たちが切れる瞬間や言動、その原因へのアプローチなどは主人公の男女ともにかなり巧みに演じ切っていました。女子のジェニファー・ローレンスは、主演女優賞にもノミネートされています。そして、そのうつの息子を優しく見守る両親。とりわけ、父親役のロバート・デニーロの演技は素晴らしかったなあ。さすが、と思わせる熟練ぶりでした。特に、父親の本当の気持ちを息子に打ち明ける時、彼が流す涙は、この映画の中で唯一、自分がうるっときたシーンでもありました。

うつのきっかけに、別れを余儀無くさせられた主人公は、元妻とよりを戻すことを夢見て、それを糧に日々を生き抜こうとするわけです。そこに、同じうつでバツイチのセクシー女が登場し、ダンスをきっかけに、2人はリハビリを図る。そして、様々な要因が加わり、やがて2人に恋愛感情が芽生えるわけですね。もちろん、うつ同士の感情だから、簡単にはことは運びません。一見、トンチンカンに思える互いの対応は、ある意味、コメディのようで笑えちゃうわけです。なので病気を扱っているけと、めちゃくちゃシリアスな映画というわけではないんです。

彼らのキーワードは『より高い場所へ/EXCELSIOR』という言葉で、前向きな考え方にあります。今よりはましな所へ行こう、 向上して行こうと、常に、自分たちを鼓舞するわけです。そんな意味においても、ハツラツと出来る作品でした。

ちなみに、原題は『Silver Linings Playbook』で、意味は「希望への戦術」みたいになるそうです。こちらも前向きなものでした。

PS:ジェニファー、アカデミー賞の主演女優賞を受賞しました!

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プロフィール

健太郎

Author:健太郎
劇団、旅行会社を経て、1997年10月、テラ出版入社。以後、バディ一色で18年目に突入。いつの間にかバディ最古参の居候エコエコ~なアザラク社員になってしまいました(笑)。フレーフレーテラ出版んっ!

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