先日、上野の東京都美術館で開催されている『モネ展』を観てきました。



印象派の巨匠、クロード・モネのなんとも印象深い作品が数多く展示されていました。

モネは日本好きで、浮世絵なんかにもインスピレーションを感じたりしていたり…。

時代によって色彩が変わるのもまた、びっくりしました。晩年の赤やオレンジの強烈なキャンパスは、まるで岡本太郎の「芸術は爆発だ！」なんて聞こえてきそうな勢い（笑）。

多くのおばちゃんやおじちゃんは、ハテナマークを頭上に灯しながら、作品を見つめているような感じでしたよ。

それにしても、今まで、印象派の作品をきちんと観たことがなかったのですが、今回それらを鑑賞して、いわゆる光の輝きの一瞬を捉えたという形容の意味がよーくわかった気がしました。

解説によると、モネはほとんど自分の作品を売らずに、死ぬまで所有していたとのこと。えー、どうやって稼いでいたの？と疑問に持ちましたが、おそらくサポーターがいたんでしょうね。あと、依頼品やいくつかの大作を高価格で売却していたのかもしれません。

とにかく、美術史に残る名作と直に触れられる機会はとっても大切。絵が持つエネルギーやらアーティストのパワー、歴史の重みなど様々なものが体の奥にしみてくる感じがするんですよね。

ぜひ、本物を体験してみてください。