ようやく猛暑日も一旦収まり、なんとなく過ごしやすいね昨日今日ですね。まあ、残暑も厳しそうではあるけれど…。

自分を含め、人の業の深さを噛み締める日々。

人間の生きる意味は？と問われ、意味などないと悟すブッタの偉大さを痛感しつつ、その境地に容易に到達できない生身の自分に嫌気をさしたり（笑）。

先日、ネットで見た世界の最も美しいアニメ映画ベスト10が発表されてましたっけ。その中に日本の作品が2つランクインしていました。

一つは、ベスト5のジブリの『かぐや姫の物語』。惜しくも米アカデミー賞は逃したけど、めちゃくちゃいい映画でした。自分は映画館で2回も鑑賞。映像も音楽も、まさしく美しい、に匹敵するものでした。



そして、なんと1位が日本の作品。2013年に制作された『言の葉の庭』。この映画、まったく知らなかったんで、早速ツタヤで借りて鑑賞。



舞台が新宿と新宿御苑なんで、めちゃくちゃ馴染み深い。くしくも、現在公開中の『バケモノの子』は渋谷の街並みをアニメで実写さながらに描き切っており、それと同じくらいか、それ以上に、新宿の街並みをリアルに描いています。

そして、ざっくり言うと心に傷を負った女教師と靴職人を夢見る男子生徒との純愛話。彼らは雨の日にしか会うことがない、特別な関係なんですよね。雨の日の御苑での逢瀬。

とにかく街並みと御苑の風景描写が美しい。そして、純粋な気持ちってなににも変えがたい、心の美しさがありますね。

未鑑賞の人はぜひ、チェックしてみてください。