先日、フランスのゲイ雑誌『TETU』の編集者が来社し、取材を受けました。当初は日本への旅行についての取材だったようですが、それよりも日本のゲイシーンを記事にした方が面白いということになり（普通に考えれば当たり前ですが…）うちにも来たわけです。

聞かれたことは、本当にゲイシーンやゲイ雑誌のさわりだけ。まあ、大特集でもない限り、突っ込んだ記事にはならないから、こんなもんでしょう。面白かったのは、尾辻さんについてかなり興味があったこと。どうやら前回の参議院選挙での彼女の活躍はフランスをはじめヨーロッパでかなり話題となったそうです。この後、尾辻さんにインタビューすると言ってました。

尾辻さん、今年の参議院選には立候補するのでしょうか？またしてもタイミングが悪く、民主党への風当たりが強くなってきてしまいました。

前述の編集者が、日本のバーやショップ、雑誌に、セイファーセックスについての呼びかけ、ポスターや記事、広告が、フランスに比べ少ないと言ってました。「世界的な流行りである生堀りはフランスでも流行っていますか？」と聞くと確かにということで、これはエイズパニックを経験していない世代が増えてきているせいだと言ってました。

たぶん、日本で人気のゲイ雑誌はこれで、日本のゲイの間で流行っているものはあれ！ぐらいの紹介しかされないと思いますが、フランスのゲイから「バディ？アア、シッテマス。ニッポンのエッチナゲイザッシネ」なんて言われる日が来るかもしれませんね。