こんな時代はどこへ行っても人間関係の問題がひしめいていますね。

何かをストップしたりドロップアウトする原因の8割は人間関係のせいではないでしょうか？テラを辞めていった人間の9割はやはり、人間関係の問題を含んでいたように思います。

人間関係って本当にやっかい。めんどくさいぶん魂の修行になることは間違いないんでしょうが、こんな時代に希望的観測で人間関係問題に踏み込むことは危険です。一般常識が通じない時代ですからね。異常事態では自分の身は自分自身で守るしかない。気付いたら隣人はクリミナルだったなんてことも…。

僕自身、対外的には一応ニッコリするタイプなのですが、相手の本質を垣間見てしまい、そこに人間として許し難い行為を感じたら、きっぱり線引きをしてしまいます。これは一見、『許容範囲が狭くない？』と非難されそうですが、地に足を着けてしっかりと生きて行くには欠かせない行為だと信じています。なぜなら、自分はずるくゆるい人のために生きているわけではなく、その真逆の人々と生きている、いや、生きたいと考えているからなんですね。

もちろん僕だって煩悩だらけの人間です。たまにアウト･オブ･コントロールのときもあります。でも理想はいつも清く正しく持ち続けています。誠実に生きようと努力しているつもりです。この努力が僕の曲がった心持ちを絶えず修正、フォローしてくれているわけなんですね。まっすぐ生きるには多くの曲がりを経て、ことをなしているというわけでしょうか。

ややこしいですね。このややこしさが人間を生かせているとも言えるわけです（笑）。


追伸／わかりづらいとコメントをいただきました。確かに、そうですね。要約すると…札幌取材でも感じたのですが、ほとんどのトラブルは人間関係によるもので、その悪影響をまともに受けないように自分をしっかりと制して生きなければいけないという話です。それに、感情のままに生きると物事は解決しませんからね。