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こんにちは。元気ですか?調子はどう?欲張ったり!怒ったり、悲しんだりしてませんか? さあ、少欲知足でいきましょうw。

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映画『3人のアンヌ』

次回の『BADIOUT』ネタ候補として、『3人のアンヌ』という韓国映画を試写してきました。フランス人女性と韓国人男性という異色の組み合わせの恋物語で、それも男はライフガードというからちょっと胸に期待を膨らませながら…。

あんう
▲このメイン画像が様々なイメージを倍増させてくれる…

主演はフランスの女優、イザベル・ユペール。フランソワ・オゾン監督の『8人の女』や今年のアカデミー賞にもノミネートされた『愛、アムール』に出演しています。ライフガード役のユ・ジュンサンは、ホン・サンス監督のお気に入り俳優らしく今作で4本目になるそうで…。それにこの映画には『ハウスメイド』でベテラン家政婦を演じ、韓国国内で助演女優賞を総なめにしたユン・ヨジュも出演。

内容は、借金取りから逃れるために海辺の街・モハンにやって来た親子。映画学校に通う娘は、そのモハンで新しい脚本を執筆するわけです。そのストーリーがメイン映像となるのですが、そこに登場するのが3人のアンヌと彼女たちに恋をする1人のライフガード。言葉の通じなさを笑いに変えて、男女の下心をさらりと描いたオムニバス風作品になってます。

映画のキャッチは「言葉が通じなくても恋は出来ちゃう」なんてのは、良くも悪くも解釈できるんですよね(笑)。要は、体と体のコミュニケーションには難しい言葉はいらないってことでしょうか…。この辺は、ど派手にゲイライフを楽しむ人々にも当てはまり、共感できるパートでしょうか(ちょっと無理矢理!?)。

実はこの映画を見て、映画のテーマとはあまり関係ないろんなことをが頭を巡っちゃいました。まず、韓国のロケーションが日本のそれとほとんど変わらないこと。えっ、ここ日本じゃないの?なんて思える風景ですね。年齢不詳なライフガードの肌が無毛でスベスベ(笑)。韓国人俳優の演技の仕方が日本のテレビ俳優と同じ感じ。そして彼らの英語の発音や話し方がちょっと気になり、ずっーと耳に残ってしまう。ビューティフルの連発で何がホントのビューティフルなのかがわからなくなっちゃう。焼酎は韓国でもショーチュウって言うんですね。あと、お坊さんの衣装が、最近、来日した対馬の仏像窃盗問題を大きくした僧侶と同じだったのがタイムリーに目がいきました。この坊さんとイザベルとの会話も、こりゃ、お笑い以外のなにものでもありません(笑)。

この作品、撮影を韓国ではなく南仏なんかでやってくれた方が、より、ドリーミー感が増したような気がしました。

ちなみにユ・ヨジュの登場はそう多くはないんですが、いけ好かない婆さん役としては、堂には入ってました。さすが、韓国ベテラン女優さんですね。

6月15日(土)より、シネマート新宿ほか全国ロードショー!

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プロフィール

健太郎

Author:健太郎
劇団、旅行会社を経て、1997年10月、テラ出版入社。以後、バディ一色で18年目に突入。いつの間にかバディ最古参の居候エコエコ~なアザラク社員になってしまいました(笑)。フレーフレーテラ出版んっ!

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