週末は面白いTVのインタビュー番組がいくつかありました。

王貞治の野球普及活動。「王さんは優しく親しみのある人」の声が多く、親交のあるイチローが「王さんは肩書きに関係なく誰とでも平等に話をする人。シーズンの終わりには必ず電話がある。王さんの心の片隅に自分の存在が少しでもあることが大きな励みだ」と語っていました。

情熱大陸のオノヨウコ。78だというのに世界中を駆け巡り、ステージに立ち歌い、アートを作り続ける。立ち姿がまったく老人には見えません。こんな忙しい生活に、「ああ疲れたと思うこともあるけど、平和を伝えることが私の使命。休むわけにはいかない」というスゴいパワーです。インタビュアーがあまりにも愚問をするので叱咤していました。本当の頭のないインタビュアーでこちらが恥ずかしい限りでした。

オネェ坊主の水無昭善さんと芸人･小島よしおの対談はひどすぎて凄かった。小島よしおの現状の混迷度は半端じゃなく、まるで二十歳の学生のような脳内構造。オネェ坊さんもかなりのあきれ気味。最後に「もうどうにもならないから諦めなさい」ととどめを刺されていました。

今朝、見たのは三浦知良のインタビュー。この人は多くの経験を積んで、精神の深みができた人なんだと改めて感心しました。こだわりとは時にやっかいだけど、あるところでは、生きる大きな支えになるわけですね。こだわりが意固地になると手がおえないけど、磨かれた人間性をともなえば、尊敬される人物になるわけです。

いろいろと心の刺激になりました。